いしい正英blog

前厚木市議会議員 いしい正英のブログです。
健康厚木市を目指して、日々活動しています。

2012年05月

老朽化する市有施設の管理

 先日、森の里若宮公園を散策しました。こういった施設の管理の難しさを感じます。若宮公園には揚州市から送られた風月亭がありますが、この付近は雑草も生え、訪れる人もなくひっそりとしています。大雨のあとで、階段には雨水が流れ出て歩くのも大変でした。D51広場は管理されていましたが、イベントがなかったこともあり誰もいません。
 老朽化していく施設、特に建物については厚木市でも基本方針が打ち出されていますが、人口減少の中で厳しい選択もしなければならない段階に来ています。厚木市が所有する建物は庁舎をはじめ、学校、消防施設、市営住宅など全体で約880棟です。このうち、30年以上経過しているものが約27%、40以上は約7%です。有効利用していくために、使用目的を変更するなどの柔軟性ももとめられます。こんな中で旧パルコビルも購入することになります。厚木市全体の市有施設との関係も十分検討されなければなりません。どの施設にも維持費がかかるわけで、民間売却も考えながら選択と集中を考えるべきです。

選挙制度改革「0増5減」案、単純な発想でよいのか

 最高裁は2009年の総選挙の1票の格差2.30倍を違憲と判断しました。そこで格差の大きい山梨県、福井県、徳島県、高知県、佐賀県の5県の小選挙区を3から2に減らすことで1票の格差を是正しようというのが「0増5減案」です。
 日本国憲法第15条第2項は「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。」と規定しています。国会議員はどこの地域から選出されようと、その地域の課題解決にあたるのではなく日本国全体の課題に対処するというのが憲法の精神です。しかし、実際には地域の課題についても取り組んでいます。時には利益誘導もするのです。地域のことを一番よく把握し理解しているのがその地域選出の議員ですから当然でしょう。議員定数について、都道府県にまず議席を配分する基礎配分方式(1人別枠方式)をとっている背景にもこの考え方があるからではないでしょうか。
 米軍基地が集中する沖縄県、外国からの侵略に備えなければならない日本海側の道府県など国防のことを考えても単純な人口だけで議員定数が決められてよいのだろうか、という疑問が生じます。違憲判決が出た以上、現憲法下では是正しなければなりませんが、あらゆる方面からの議論をして頂き日本の国益にかなう判断をして頂きたいものです。
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